「リピートする時のお客さんの気持ち」
「リピートする時のお客さんの気持ち」
今日の相談者「アイさん」
37歳 プライベートサロンを1年前にオープン
・エステシャン歴14年
・公庫から600万借りて15坪の店舗サロンを借りた
・集客は以前のサロンからのお客様と紹介
・サロンネット広告からの集客は月に2~6名
・直近3カ月の売上平均20万
相談内容
新規の方に回数券を販売していますが、
「考えてきます」と言われる事が多く、
リピートになかなか繋がらない。
リピートする時のお客さんの気持ち
サロンの雰囲気、
接客態度、
お手入れの心地よさ、
結果の出方、
どれも大事だけど、
お客さんがリピートするときって
あなたに「また会いたい」って思う
魅力が伝わっているかどうかと、
今日のお手入れを何回やれば、
自分の求める理想の状態が
得られるのかという「確実性」が欲しい。
今日は、
「お客さんのニーズ」の話をします
お客さんの種類は大きく分けて3タイプ。
①どう扱われたいか、
リピートするかしないかはその日その時の気分の人。
②過去に経験した事のない事、または、
これがすごくいいという前提の知識があって、
お店の人がその知識欲を駆り立ててくれる人かどうか。
③自分にとってどんなメリットがあるか。
結果、効果、回数、金額、数字
現実的に判断するタイプ。
一人の人で、①~③までを
全部持ってる人もいれば、
①しかもっていない人もいる。
私は①と②のタイプなので、
まずは、予約する前にマシーンの事を調べたり、
お店の口コミや評判を見て決める。
駐車場はあるかとか、
女性なら行きやすい場所かどうかも大事。
お店の人が、
私の知らない知識をたくさん持っていたり、
私の興味ある美容知識を
上手く引き出して共有してくれたりすると嬉しい。
その会話の中に、
お手入れに対するその人の愛着心や、
どれだけ自信をもっているかが分かる。
そして、何より大事なのが、
「私をどう扱ってくれるか」
18歳から24歳までの間に、
一番長く通っていたサロンの人は、
20歳近く年上のエステティシャンだったけど、
わたしとどれだけ仲良くなっていても
絶対ため口は使わなかった。
毎回、おもてなしをしてくれて、
居心地のいい空間・サービスを提供してくれた。
親しき仲にも礼儀あり。
その人は見事にそこが上手だった。
私はあまり③のニーズを持っていない。
だからお客様にカウンセリングする時は、
必ず以下の事をやっている。
・何回でどのくらい結果が出たのか。数字を開示。
・回数券は何がどれだけお得なのか。お得が大事。
・あとから買わされるものがないか。
・お客さんの状況判断をして、
何を何回やればどのくらい結果が出るのか
明確にお伝えする。
どのタイプの人なのか、
見極められるようになるのは
数をこなさないと分からない。
だから、新規のお客様には
全てのニーズが満たせられるように、
体験の流れを工夫してみてください。
ニーズについては後日、
もっと詳しくお伝えしようと思っています。
リピートする時のお客さんの気持ち
今後、シリーズ化していきますね。
今日は、この辺で。