お客様0から1年で年商8400万円 現役サロンオーナーが教える繁盛サロンのコツ

サロン経営初心者の不安や悩みを解決するサロン経営の教科書

何のために経営しているのか

「何のために生きているのか」と同じくらい、

「何のために経営しているのか」が分から無くなる時があります。

 

私もこれまで、サロンを経営していく中で、

たくさんの逆境があり、辛い経験をしながら、

このテーマに幾度となくぶち当たり、

迷走し、乗り越えてきた過去があります。

 

 

昔の日本の教育は、

世間の一般常識を教え込み、

そのレールから外れないように社会のルールに従って生きるように

教えられてきました。

 

ちょっとでも、社会の常識に外れそうになると、

親や教師が阻止してきます。

 

勉強しないと立派な大人になれないよ。

苦労するのはあなただよ。

そんな考えじゃ、まともな仕事に就けないよ。

 

だけど、これだけ急速に時代の変化が訪れると、

そこについていけない人たちがあふれて、

「自分で考える事」

「自分の人生の主役は自分で在る事」

「未来は自分でコントロールする事」

が、なんとも苦手な大人が多い。

 

当たり前です。

そういう考え方は邪道だと植えつけられてきたのですから。

 

でもね、

「経営」って、

お経を営むって書きますが、

「何かを自分が営む」っていうことなので、

 

そこに、「何のために」がないと人って頑張れないんです。

 

10年続くお店は、3%と言われますが、

理由はこの、何のためが分からなくなって、

始めた時の気持ちが維持できなくなって

閉めるサロンが97%生まれてしまうんですね。

 

わたしは、今、

「稼げる人を育てる」をテーマにサロンを経営しています。

 

 

 

私のサロン会議のテーマはいつも

・自立と依存

・稼げるようになるには

・自分の存在給の上げ方

・時代対応力を身につける

・社会に価値を提供できる人になる

 

など、その子たちが、

このサロンを辞めた後でも、

時代に対応できて、稼げる

人間力を身につけられるようにしています。

 

「自分で考える」

ここを強化する事に尽力を注いでいます。

 

 

「経営者」を育てたい。

これは、立ち上げの時から思い描いていました。

 

お客様に喜んで貰って、

働いているスタッフたちもやりがいがあって、

キラキラ輝いている姿を見る事。

そして、皆が「思い通りの人生を歩める」人間になること。

 

これを軸に、

2000万の借金をしてサロンをオープンさせました。

 

理由は、

自分が働いていた前のサロンのオーナーが、

スタッフの独立を喜べない人で、

それが許せなかったからです。

 

「自分の納得いかない事にフォーカスせよ」

私の好きな格言ですが、

 

私の大事にしている価値観は、

「自分と関わる人たちに、あなたに出会えてよかった」と言って貰える事。

 

それが、私の究極の自己満足なので、

日々、この

「自分と関わる人たちに、あなたに出会えてよかった」と言って貰える事。

をベースにして仕事をしています。

 

だけど、苦労の連続です。

どちらかというと上手くいかない事の方が多い。

 

だって、別に、

入ってくる時は「経営者」になりたいと思って、

皆、入ってきてるわけじゃないですからね。

 

だけど、

「経営者」に将来ならない人だって、

「自分の人生の経営者は自分」なんだから、

自分の人生の舵は自分で取れるようになって欲しいと言うのが

私の(押しつけ)な思いなのです。

 

スタッフ一人ひとりが、

・自分はどうしたいのか

・自分は何が提供できるのか

・どんな人に価値を提供できるのか

・多くの人に共感して貰える独自のコンセプト

・あなたが勧める物は全て買いますと、信頼され、応援される人間力

・なるほど!と思って貰える影響力

・人を惹きつける個々の魅力

・価値を生み出す創造力

 

これが出来るようになった人たちが働くお店は、

自分たちが行う仕事を

「経営」レベルで考える事ができるので、

どこにもない素晴らしいサービスの提供ができるでしょう。

 

スタッフが辞める時は、

経営者が成長しなくなった時。

 

今日も、日々勉強です(*^_^*)